■サッカーの歴史■

サッカーの原型
サッカー(soccer)は、現在世界で最も愛され、古くからの歴史があります。
古くは、イギリスにて、何百年も前から現在のサッカーのルーツと考えられるスポーツが行われていました。ただ、その競技の行い方は、ただ単にボールを蹴り合うものから、ゴールやグラウンドを決めて得点を競うものまで、時代や地域によって違いました。
その他、イギリスで行われていたサッカーのルーツと考えられる類似のスポーツが、他のヨーロッパ諸国でも、そして北米の先住民)の間などでも確認されています。我が日本においても、古くから宮廷で蹴鞠(けまり)という鞠を足で蹴り上げて遊ぶゲームが行われていました。現代で言えばリフティングを複数で行うようなゲームです。
このように、現在のサッカーに似たスポーツは世界各地で広く親しまれていました。ボールを使うという一番単純なゲームが古くから世界中で行われ、現在の世界中で愛されるサッカーへと繋がっています。

近代サッカーの発祥
19世紀に入ると、フットボールと呼ばれサッカーのルーツとなる競技がイギリスの学校でも行われるようになりました。しかし、学校の伝統や習慣、立地条件によりルールがまちまちで、行われてきました。
ここで困った問題が起きました。各学校でフットボールを身に付けた生徒が大学に進学すると各々に違ったルールであったため、試合がうまく進まなくなったのです。また、社会人の間でもフットボールのクラブがあちらこちらに発足しましたが、やはりルールが統一されていませんでした。
こうした問題を解決するため、1863年12月にロンドン地区の学校とクラブの代表者が集まり、会合が開かれ、フットボールの統一団体を設立するとともに、そのルールが決定され、サッカーが競技として誕生しました。

サッカーの普及
1863年に近代サッカーが出来上がり、イギリス以外の国でもサッカーが広く行われるようになりました。最初の国際試合は1875年に実現し、20世紀に入ると、現在でも名前を聞く、国際サッカー連盟(FIFA)が誕生することとなります。当初は国際サッカー連盟はフランスを中心とする7か国のみが加盟していましたが、急速に加盟国を増やし、2000年3月現在で202の国と地域がFIFAに加盟しています。
このようにサッカーが広く普及することとなった背景には、もともと世界各国でサッカーに類似したスポーツが行われていたことがあげられます。その他、ボールとスペースさえあれば誰にでも楽しめるスポーツであることも要因のひとつです。また、近代サッカーとして認知された当時、産業の発達に伴い、世界中で交通網が整備されたことが、国際的な交流と相まって、世界中にサッカーが広がったことも考えられます。

サッカーの名称発祥は?
実は、サッカーの母国であるイギリスでは、サッカー(soccer)という言葉はありませんでした。1863年12月にイギリスでフットボール協会が結成され統一ルールが設けられた際にも、サッカーの正式名称は「association football(アソシエーション・フットボール)」となっています。では、なぜサッカーという名称にあったのかというと、現代と同じく、当時のイギリスのパブリックスクールの生徒や大学の学生たちの間では、言葉を短縮して使うことが流行っていて、association footballも簡略化されて、assoccerとなり、これがさらに短縮されてsoccer(サッカー)となりました。後陣時の方が少ないですが、現在、サッカーといっているのは、日本、韓国、中国、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどわずかです。

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